KATO KC-1及びKU-1の出力電圧と波形 


今度はKATOのライティング・ユニットKU-1を動作させ出力電圧と波形を見る事にします。


① KC-1のダイヤル位置は 0 とし、KU-1のダイヤルのみを変化させます。(列車停車中に相当)

KU-1のダイヤル位置  オシロスコープの波形 オシロスコープに表示された測定値  電子電圧計の読み
1 
22.173kHz

9.800V
0.06V
2
22.173kHz

26.400V
 
1.1V
5
22.272kHz

27.400V
2.3V


アナログによる電子電圧計の読みだと僅か2V程度ですが、オシロスコープの波形からはピーク-ピークで27Vを超えます。



② 次にKU-1のダイヤル位置を 2 とし、KC-1のダイヤルのみを変化させます。(列車走行中に相当)

KC-1のダイヤル位置  オシロスコープの波形  オシロスコープに表示された測定値 電子電圧計の読み
2
22.189kHz

26.200V
2.3V 
5
28.612kHz

18.800V
 
7.6V
8
22.288kHz

12.800V
11.1V 
MAX  ダイヤル 8 と同様
なので記録なし
 
  11.6V 

 KC-1の出力波形が重畳されているので、このような波形になっていると思われます。

 また、出力波形が重畳されているので、周波数の正確性はないと思われます。

 停車中あるいは走り始めはKU-1からのパルス電圧は高く、KC-1のダイヤルを回すにつれ低くなっていきます。

 次ページからは負荷にライトユニットを使用しての測定です。