TOMIXのヤード照明を市販のACアダプタで使う


 TOMIXのヤード照明灯(LED)は分岐コードを経て、TOMIXのコントローラーの端子へ接続する仕様です。

 所有している制御機器はすべてKATOなのでこのままでは使えません。

 5818変換分岐コードの電源入力コネクタのコードを切断せずに(後に延長コードが必要となることも考慮して)市販の

ACアダプタの使用を検討しました。2.54mm間隔のピンヘッダーが使えそうなことがわかりました。ピンの間隔がほぼ同じです。


TOMIXのヤード照明は動作電圧が12Vなので12VのACアダプタがそのまま使えます。


コネクタの抜き挿しが出来るようにしたので延長コードの利用も可能です。

・スイッチ、LED、DCジャック取り付け用及び変換分岐コードのコネクタを

 差し込むための切り欠き加工をします。

・DCジャックのマイナスへLEDのカソード側リードを、アノード側とスイッチ間に

 560Ωの抵抗を、スイッチのON側からDCジャックのプラスへ配線します。
・2Pのピンヘッダーへスイッチから及びDCジャックのマイナス側から

 ピンヘッダーへ太めの銅線で配線します。

*1.2mmφ銅線を使うとピンヘッダーのグラツキはほとんどありません。
・ピンヘッダーがこの位置になるよう現物合わせをします。
・上記の配線だとコネクタのF文字が上になります。
 (コードに白色ラインがある側が左になります) 

・車両室内灯自作のため過去に大量購入し残っている白色高輝度LEDを使いました。このため明る過ぎます。これを参考に

作られる方は高輝度でないものが良いでしょう。

コネクタを挿す時、力を入れない限りピンヘッダーの位置は変わらないと思います。

・TOMIXのコントローラーのコネクタ部に準じてF文字が上になるようにしました。逆挿し出来ますが厳禁です。

*クリーニングレールのコネクタも使えますが、この場合は8V位のACアダプタを使って下さい。(クリーニングレールの仕様です)

*本機のスイッチでヤード照明をOFFに出来ますが、使用しない時は節電と安全のためACアダプタはコンセントから外すことをお勧めします。

*TOMIXのコネクタに対しピンヘッダーが完全に適合しているか不明(接触抵抗等)です。小電流での使用をお勧めします。